保育園のママ友さんから一通のメールが送られてきました。
そのメールの内容は
『子どもが溶連菌になってしまった』でした。
何ということでしょう💦子どもたちも来週からの登園にすでに意欲満々で、園の仲間たちと一緒に遊べることをとても楽しみにしていた矢先の出来事でした。
本当に残念な一報にショックを隠せない息子が今ここにいます⤵️
今回はその溶連菌についてまとめてみたので、お時間あれば一度目を通して見てください。
【溶連菌の症状】
溶連菌の症状は高熱と喉の痛みです。
とはいえ3歳児未満はあまり熱が上がらないといわれます。
身体や手足に小さな赤い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブが現れたりもします。その他にも頭痛や腹痛、首筋のリンパ節が腫れたりしてきます。
そして風邪の症状と違い、咳や鼻水が出ないというのもこの病気の特徴です。
感染していれば潜伏期間2〜5日で症状が現れます。
【検査と処方薬】
溶連菌の疑いがあれば喉に付着した細菌の検査を行います。
検査結果は5〜10分ほどで結果が出るのですぐに感染の有無がわかります。
感染していると分かれば熱や喉の痛みを和らげるお薬の他に抗菌薬が処方されます。
抗菌薬とは溶連菌を退治するためのお薬です。
【投薬期間】
お薬を飲み始めると2〜3日で熱も下がり喉の痛みも和らいできます。
しかし合併症を引き起こさない為に症状が消えても抗菌薬はしばらく飲み続けなくてはいけません。
一部の抗菌薬以外は5〜10日間飲み続ける必要があると言われているので、医師の処方通りに最後まで使用することが大切です。
【合併症】
先ほど記述した合併症ですが、決められた期間しっかりと抗菌薬を飲んでおかないと、時にリウマチ熱や急性糸球体腎炎に繋がることがあります。
どちらも怖い病なので決められた対策をしっかり行っていきましょう。
【感染中に気をつける事】
溶連菌は大人にも感染します。
日常生活における咳やくしゃみでの飛沫感染に十分注意しましょう。
感染中の食事は基本的に喉に刺激がないもので、のどごしが良く消化に良いものを選びましょう。
【登園や登校、出社について】
文部科学省と厚生労働省のガイドラインでは、
抗菌薬を内服してから24〜48時間経過後と記載されています。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。
インフルエンザやノロウイルスと同じように目に見えない細菌なので感染のリスクは常に付きまとうものです。
病状が回復したとしても万全を期すならば尿検査を行うことを推奨します。
この検査で異常がなければ合併症の恐れがほぼなくなると思われるからです。